ダイオキシン類を発生させないためには、ダイオキシン類を分解すること、処理過程で再合成させないことがポイントです。
約1,200℃の高温反応炉の中で2秒以上滞留させ、ダイオキシン類はもちろん、その前駆体となる化合物を極限まで分解、ガスを改質します。また独自のショック・クーリングと呼ばれる急速冷却過程で再合成そのものを抑制します。これにより従来技術では困難なダイオキシン類排出基準値 0.01ng-TEQ/m3Nを実現しています(国基準0.1ng-TEQ/m3N)。
更に高度なガス精製技術を駆使することで窒素酸化物、硫黄酸化物等についても法律規制値を十分にクリアしています。